体重は下肢に多くかかります

そこで腰背筋を効かせて手で台を押しつけてからだを反り返るようにしますと立ち上がれます(図M) 。この方法が体力的に無理であるならば一気に立ち上がる必要はありません。四つ這いのまま轡部を台の上に乗せて腰をかけ、ひと呼吸おいてから、ゆっくりと立ち上がってもいいでしょう(図お)。台に腰をかけた後、立ち上がる方法は端座位から自力で立ち上がる方法と同じですが、台が低かったり、足底を後に引いて膝を直角以上に曲げられない場合が多いことから、立ち上がるのに困難を覚えるかもしれません。そこで、できることなら普段から自分に合った台を身近に用意しておくといいでしょう。台を使わず床から立ち上がる台がない状況で床から直接立ち上がるには、より労力が必要です。それは床上に位置している重心を、立った状態であるmsm仰の高さにまで一気に持ち上げなければならないからです。片方の下肢が麻揮をしていて台がない場合は、台を利用して自力で立ち上がるときは途中で台に腰をおろして、ひと呼吸入れる方法台を利用していても、一気に立ち上がろうと無理をせす、台に腰をおろして、ひと呼吸入れるゆとりも必要です。①まず横すわりの状態で、健側の下肢を麻痔側の下肢の下に奥深く入れ、健側の手でからだを支えます。②続いて上体を健側の手のほうに向けて前へ倒します。すると、健側上肢には上半身の荷重すべてがかかり、同時に健側下肢が自由に使えるようになりますので③足底を背屈して足底の先を床面につけ、膝を伸ばします。④そして、荷重を徐々に上肢から下肢に移していきます。⑤からだの向きを足、手とともに床の方向に向けて、瞥部を高く上げた高四つ這いとなります。⑥今度は手のつく部位を徐々に手前に移していくとともに膝を少し曲げますと、体重は手よりも下肢に多くかかります。⑦頃合いをみて手を床から離しますと、独りでしゃがんだ状態となります。③そこで、徐々に膝を伸ばしていけば立ち上がれます。近くに壁などがあれば、手で壁を触れるとより安定した立ち上がりが可能となります(図お)。ω身近に杖などを置いておく床から手を離す際に杖をつかめるようにそばに置いておきますと、立ち上がったあと杖をつくことにより安定性が得られます(図初参照)。川間壁ぎわや柱のそばなどからだを支えることができる場所で立ち上がる床から自力で立ち上がる方法はもっとも難しい動作ですので、転倒しそうになっても頼りになるように壁ぎわや、柱のそば、しっかりとした食卓など家具の近くで立ち上がったほうが安心です。